てつのくじら館は、正式名称を「海上自衛隊呉資料館」といい、海上自衛隊の歴史や活動内容などを紹介する資料館です。
遠くからでも非常に目を引く潜水艦は本物で、2004年に退役となった「あきしお」といい、実際に艦内に入ることができます。
館内1階から3階は普通の建物になっています。1階は海上自衛隊の歴史について、2階は、機雷と掃海艇について、3階は潜水艦について、模型を用い、紹介されています。
これは掃海艇が使う装備の一部です。機雷の脅威と自衛隊の掃海艇がどのような活躍をしているかを知ることができます。
3階まで回ったのち、いよいよ潜水艦「あきしお」の内部に入ることができます。潜水艦だけあって、内部はせまく、いたるところに空間を有効利用する工夫がなされています。写真のジャガイモの箱はフタを閉めると長イスになります。
潜水中は、時間がわからなくなるので、夜間は赤い照明、昼間は普通の蛍光灯を使い分けるように、工夫されているそうです。
これは、潜望鏡、映っているのはフィルム映像ですが、いくつかの潜望鏡は実際に外の景色が見れました。
映画かなにかに出てきそうな光景です。ものすごい操作パネルです。
潜水艦のレーダーと潜望鏡、テレビなどでは見たことはありましたけど、実物を見るのは初めてでした。なかなか貴重な体験ができます。